1975-05-29 第75回国会 参議院 運輸委員会 第7号
○青木薪次君 あなた方のおっしゃる民間航空の安全というのは、与えられた中で何とか最善に考えるということであって、民間航空優先の原則というものについて非常に卑屈な見方をしているというように、私は積極面も評価しつつも、そういうように考えているわけです。
○青木薪次君 あなた方のおっしゃる民間航空の安全というのは、与えられた中で何とか最善に考えるということであって、民間航空優先の原則というものについて非常に卑屈な見方をしているというように、私は積極面も評価しつつも、そういうように考えているわけです。
また、民間航空優先という原則につきましては、私も尊重をいたしてまいりたい。そして、われわれのこの航空の安全を確保いたしたいというふうに考えております。
そういうような事態は、実は軍事優先とかそういう抽象的な問題ではありませんで、行政事務としましては、具体的に現在の那覇空港が背後地の補助施設も含めて返還を受けて、それをどう利用するか、民間航空優先ということが一〇〇%で自衛隊の使用がゼロということ、あるいは軍事優先ということで、自衛隊側が一〇〇で民間側がゼロというようなことではあり得ません。
私は、この問題は、きょうのわずか三十分間ではとても議論できませんので、徹底的にもう一遍洗ってみたいという感じを持ちますので、そこで、運輸省は、一体、本当に本気で那覇空港を民間航空優先の空港に持っていくという考えがあるのかどうか、若干疑問を持たざるを得ない面もあるわけですね。そういう面で、どの程度の話し合いが持たれているのかも、ぜひ明確にしていただきたいと思うのです。
○山中国務大臣 雫石事件がございました後、防衛庁の航空機の演習空域というものは、原則として国土の上で行なわない、いわゆる国民の住んでいる上空では行なわないということになりまして、民間航空優先のジェットルートその他を設定いたしました。そして自衛隊の演習は、原則として海上で行なうということになりまして、その間を回廊でもって、衝突その他の危険のないように運輸省との合意によってジェットルートを設定された。
○上田哲君 私は、まさに四次防計画が裏にあり、航空優先の四次防計画が上にあり、そのための練度を高めるということの計画をストップしては四次防なり全体の整備計画が進まないということの中に、実は安全が犠牲にされているという具体例がここにいつも顔を出しているというふうに考えざるを得ないわけです。たいへん回りくどい言い方で御答弁をなすっているけれども、おっしゃっていることを論理的に詰めていけば。
したがいまして、昭和三十四年から今日まで十年有余の歳月を経ておりまして、航空機の頻度も倍以上にふえており、新しい定期航空路の開かれた所もございまして、当然自衛隊と運輸省との問の覚え書きは改定すべかりしものであったのを今日まで放置し、さらに事故の発生の前日に至って訓練空域を広げるというようなことは、これは総理の直接の指揮監督下にある防衛庁として、総理の平和に徹するという民間航空優先の思想の通じないものがどっかにあるのじゃないかということを
そうしますと、四次防を終わるいわゆる五カ年計画、その次の五カ年計画を入れれば、一部でいわれているようなマラッカ海峡あるいはオホーツク海というようなところまで、どこまでいくのかわからないということになると思うのですが、公海、公空上における航空優先、制海権の確保、そういった面での範囲、そのめどというふうなものを自衛隊の一つの行動の限界としてどういうふうにお考えになっているか。
○説明員(林陽一君) ノーパックの場合には、民間航空優先の形を相当はっきりと出すことに成功いたしましたわけでございますが、ただいまの米軍が使用しております四つの飛行場とそれから縦の交通量、それから民間航空機が使用しております羽田以西の交通量、その規制の問題はノーパックの場合と違いまして、直角に交差しているというところもございますので、いままでのところ、まだそれほど民間航空機優先の形で解決されていないわけでございます
しかも大臣が申し上げましたように、昼間帯を利用する、飛行機があまりいない昼間帯を利用するということで、アメリカは条約上一応絶対の権限を有していると言えるのでございますが、日本側の要望をいれて民間航空優先という線を貫いてきておるわけでございます。
防衛庁は防衛庁としての考えもあって、いろいろ議論もあったようでありますけれども、先般私が民間航空優先という案を出しまして、防衛庁ではこれに対して反論的なことを言っておったようでありまするけれども、赤城長官とも先般話をいたしまして、根本的にああいう併用しておる問題について話し合いを一つ進めて、大蔵当局なり、今後の行き方について考慮しようじゃないかということを提案しておるような次第でございまして、従って
またその当時の経済状況から見て、航空の仕事をしておると言わぬと、いわゆる航空優先で資材がはいつてこない。ですからだれも彼も実際やつておらぬでも航空関係の仕事をやつておりますと言つておつて、それが皆指定工場を願つてくる。